今の音楽活動や仕事に対して、心底頑張っていると胸を張って言える人ってどのくらいいるかな?
自分は、バンドの解散とかそれなりに立ち会ってきたからこそ思うんですが、どこかでやっぱり無力だと感じる一面を持っています。
特に、自分がその判断に関われなかった時に強くそう思います。
不本意ながらも、そのような案件に関わることがあります。
その度、どうしてその選択をしようとしているのか、について結構僕は聞きます。
個人的な感覚なんですが、その選択はほぼ、環境によってさせらているケースが多く感じています。ただ、そんな環境に振り回されることがあったとしても、意地でもそれを選ばない人もいます。
でもそういった方は稀で、大体の人は、ベストよりもベターを選んでいるように感じることが多いです。
自分も含めてではありますが、そのベターを選んでしまうことはあります。
環境が邪魔をして、ベストが選べないことがあります。
周りにいる人のこと、家族、友達、お客さんの気持ち。いろんなことがよぎってベストを選択できないことを、どこかで正当化している自分がいます。
話は変わって、、
ライブハウスをやっていくモチベーションに、今日ライブ出来てよかった、という声があります。
そんな自分に、与えられた機会として、くさのねフェスがありました。
そしてそれは、たくさんの人の想いがあり出来ていることを、僕に気付かせてくれました。
音楽を続けてきてよかった。(人生の1ページに載る!みたいな意味合い)と、そんな言葉に触れられる音楽フェスを続けていきたいと本気で思っています。
そんな言葉に出会うためには、自分自身がベストを選び続ける、もしくは、難しい時でもベストに一番近いベターを選び続けなければいけないのかもしれません。
どこかで格好を作っているのかも知れないけど、かっこいい人はそういった努力を惜しまない人なんだと、ライブハウスで教わりました。
もしそれが、失敗だったとしても、君が汗をかいて作ってきた毎日を知っている僕らは、そんなあなたを絶対に笑ったりはしない。
ベストを選び続ける環境を作っていくところから、お互いにそばにいたいですね。