最初に断っておきますね!
月平均23〜25日のライブイベントの稼働日で、ライブのない日は、ほぼくさのねフェスやブッキングのことを考えて日々過ごしている、ライブハウスをやっている人間の言うことなので、本気にしないで聞いてくださいね。
いい精算や、前向きな話が出来たあとの出演者のライブというのは、僕も人間なので少し普段よりもその日が来るのが楽しみになります。言い換えれば、
自分なりに深くイメージして、考えて、言葉に出来た精算(ミーティング)
を、踏まえる事が出来ると、次のライブが待ち遠しくなります。
毎日イメージしていたら、ストーリーも勝手に産まれたりなんてこともあります、なんて自分勝手な仕事でしょう笑。
人にも寄ります、一概には言えませんが、これは自分調べの比較的に、ということを付け足しておきます。
話がある意味で盛り上がる、というのは、聴く側、受け取る側がお互いに、聴く姿勢であること、が前提条件です。
ここが大事、聴く姿勢を持っているかどうか。人のタイミングもありますから、心の状態が穏やかである事が本当に大事です。
環境はともかく、やはりライブの回数が多い人こそ、その時の素直な気持ちをありのまま放つライブ、ではなく、出すときに、トリートメントされた言葉や音に徐々になっていくように感じます。
それは、僕らライブハウススタッフサイドも同じで、穏やかな気持ちでライブが見れないといけないし、その状態を続けていく事が出来ないと、ただ苦しいだけになります。最近はスタッフに多少任せる事が出来る様になってきたので、僕自身、お陰様で落ち着いてきました笑。
何が言いたいかというと、ライブの数こそ増やして磨きをかけることこそ、大事ではありますが、もっと大事なことは、
イメージすること。
メダリスト羽生結弦選手は、オリンピック行きの飛行機内で、自分の演技で日本全国の人が称賛してくれる想像して、大号泣していたと言います。
イメージだけで泣ける感性なんて、素晴らしいと思います。
演者にも通ずるところがあるのではないかと思いました。
決めたセットリストで、どんなイメージを持ち、何を伝えられるのか、それを繰り返していたら磨かれて当然です。
イメージして、具体的に実行して、修正していく。この作業を毎日続けてみて欲しいです。
1週間に一回ライブなら、1倍。
7回あったらその差、7倍です。
当然、練習やスタジオの段階でそのイメージを持って臨むだけでも、一回とカウントしていいと思います。
お客さんに声をかければ断られることもあるでしょう。気持ちが乗らないこともあるかもしれない。
でも、
イメージして臨んでいる人のライブがどんなものか、ここまで回数を見ている僕らからすれば、すぐにわかります。バレてしまいます。
どれだけイメージしてきたかどうか。
動員をあげたい、と思っている人こそ、ライブが最大の広告です。観客動員が少なくても、ライブハウスの人間は観ています。そして、終わったあとには、
〇〇さんのライブ、まじでよかった、的な会話が出てきます。
そこから広がることも大いにあります。だから挫けずに続けてほしい。
ライブハウスで待ち続けていたいから。
お互いイメージすることをやめないで続けていきましょう