今日は、ABSTRACT MASHクワトロワンマンにお邪魔しました。クワトロといえば、Halo at 四畳半のデビュー発表、WOMCADOLEツーマンなど、いろいろ見せてもらった思い出の場所です。
扉を開けると、中にやっと入れる位な雰囲気でしたので、どれだけの人に恵まれていたかはご想像にお任せします!9年越しのクワトロワンマン、おめでとうでした!音が良かったなぁ。
最近、ちょっとした議論をしたので書きたいと思います。
お客さんがいない、と自身で認識しているアーティストが非常に多い気がしています。発言からも感じています。
昨今、状況がある意味、ガラス張りになっていてリスナーの皆さんも、良いものに触れる機会も大変多くなったと思います。
例えば、BUMP OF CHICKENのファンの皆さんがライブに来てくれることもしばしばあります。→みなさん、いつも本当にありがとう!
そのような人が、当店出演者のライブに来ている現状を考えるとそれだけで有り難い気持ちですが、何が言いたいかというと、そこにおける感動を経験している人、なわけでその感動の度合いもどの程度なのか、定規をもっているわけです。
そのような方々を相手に、ライブをしているということを前提に聞いてください。ちなみに、これは個人的な所感なので、ここから先は読まなくてもあなたに損はありませんので。
とある演者で、毎回来ても動員ゼロな方がいました。その方は非常に真面目で、その結果になることもわかっていながら通っている(うちに何かを感じた奇特な方)でした。そんな方を精算して、まず地元演者との人間関係についてお話ししました。
つい先日、その方が来て、2、という数字がついていました。珍しい。
聞いてみたところ、その日のプチ打ち上げで、共演の地元演者に声をかけていたそうです。
その日のライブで帰りがけに来ていた地元演者に、
だれを見に来たの?というと、彼の名前を言ってその後に、
前見た時と同じ曲なのに、違って聞こえた。
という、だいぶ玄人発言をされていました。
演者本人も、一声で、人が動くなんて思っていなかったようで、普段よりも確かに奥行きを感じる良いライブをしていたように自分も感じていました。
ここで繋がるか!?と驚きましたが、どうしてそうなったのか?と言えば、
本人が声をかけた
それ以上はありません。
Twitterでの告知なんて、ほぼスルーしてます。
TL広げて売られるのなんて、皆だいぶ経験しています。
それはあなたにまだブランドが無いから、と言ってしまうと言い過ぎかもしれませんが、言っておきたいアドバイスがあるとしたら、過信しないこと、です。
人はそんなに冒険しない。
声をかけること。あなたの信用で人に、個人に、まず問いかけてみてください。そこから始まることがあります。
毎回、その動員が続かなくて良い、とも思います。みなさん都合もあるでしょう。
ただ、そういう人の事情を考慮しつつライブを組むこともできますし、逆に全てが計画に則ったライブである必要もないと考えています。みなさんなりのお付き合いなど、周りのタイミングもあります。
ただ、また来ることを選びたくなる仕組みは、今の世の中、少しばかりでも作ることはできます。
ステマみたいになりましたが、当店の来店ポイントの選択肢を増やしました!是非ご利用くださいね!
次回は、お客さんがどうして増えないのか?
について、書きたいと思います!