2/25(Mon)、こんな再会になるとは一ミリも思わなかった。
BOYS END SWING GIRLがドラマストアのツアーに呼ばれて出演する、と知っていて、いくつもりだった日、大雨台風の影響で佐倉では川が氾濫し国道は大渋滞、BOYS END SWING GIRLは成田から佐倉にくるまでに4時間近くかかっていて、帰りが大変そうだったから、電車ではなく、自分の車を出して千葉LOOKに行きました。
そんな10月の大雨の台風が運んできた再会でした。
クローバーグローバー、というバンドっだった彼は、当時19歳。もともとメロディーが素敵な曲が多くて、結構、地元バンドとぶつける機会を多くしてて、打ち上げもしっかりやっていた記憶があります。
ドラマストアというバンドを始めます!とMVを送ってもらったのはいまだに覚えてる。それがMessengerだったかな。アンコールの最後でやるなんてね、ドラマだわ。俺のため?w
バシバシと1〜5曲目まですっ飛ばす感じで、10月にあった台風の話、そこからの6曲目から10曲目までの、演奏と楽曲、間の活かし方が素晴らしくて、ドラマストアの真価に触れた気がする後半のラインナップは、知らない人は体感するべきものだから、今のうちにライブに行っておくことをオススメします。僕はワンマンいくよ!
その後、ギターを引っ張って弾いてからのMCには、海との空白の4年間を埋めるような言葉がたくさんあった。
ヤマザキがちょっとガタイが大きくなったことと同時に、前より演奏がやりやすくなっていたこと、ノグチに怒られたって思い出を上書きするような、気にかけていたコメント、など、スタッフについて話していた彼を観て思った。
まだ駆け出しの頃に思い出が詰まった、彼にとっては関東の居場所(家)の一つだったこと。うちの家族(スタッフ)のことまで話せるぐらい。
その頃のバンドはお客さんが多くいたわけでもなくて、少ない観客の前で彼なりの音楽を関西から数百キロかけて歌いにきていたころの思い出。
それが今では、公演をソールドアウトさせるバンドに成長してはいるけど、その頃の思い出を上書きじゃなくて、別名で保存、するくらい大切にしてくれていたこと。気付かされました。
そんな泣くような柄でもない彼が、あんなに伝えてくれたことが嬉しかった。なんだか気持ちが引き締まった。
待ってくれている人が多いこの場所をわかっている上で、思い出深い場所であることも踏まえた上、バンドで簡単に帰ってこられない現状をお客さんの前で伝えてくれていました。売れるってそういうこと、なんだと思う。
でもね、、、
大阪から通い続けたあの時間と、今の今までを繋げられる思い出を語れる存在は、自分にとって海しかいません。
だから、自分の声でこれからも、必要なんだ!と叫び伝え続けることにしました。それが、この場所と彼を繋ぎ続けることだとわかったから、生きている限り、伝えて行きたい。これからも会いにいくよ。
出会ってから10年が経ちます。この再会には時間をかけてしまった自分もいます。だからこそ今度はこっちの番なのかな、と感じています。
打ち上げでは、海も普段呑まないお酒をちびちび呑みつつ今までをたくさん聞けた。そしてドラマストアを愛してやまない、MG田中さんと同い年ってことが、打ち上げ終盤で判明。今度、飲みにいく約束までしました。もっと話したかった。
次はどんな再会になるか、楽しみにしてまた会いにいくよ。
深い海の底から引き揚げた何かは、決して錆びて朽ち果ててなんかいない。
なんどでも探して引き揚げる。そんなやつがいてもいいでしょ。また会いにいくね。